Teams会議の動画のトランスクリプト情報を編集できるようになりました

対象のサービス
SPOSharePoint Online
ODOneDrive for Business
StStream
Teams
管理センターの設定
不要
対象の環境
Webブラウザー
反映完了日
2022年5月9日(GA)
リリースステータス
反映済み
反映済み

トランスクリプション機能を有効にしたTeams会議をレコーディング機能を利用して録画した場合、SharePointやOneDriveの動画を再生すると、動画再生画面の右下に「CC(クローズドキャプション)」マーク、動画再生画面の右上に「トランスクリプト」が表示され、トランスクリプション機能で文字起こしされた内容を字幕、またはパネルで確認できます。

トランスクリプション機能は既定で無効なため、有効にしたい場合、Teamsの会議ポリシーの [トランスクリプトの作成を許可する] を「オン」に変更する必要があります。

従来、OneDriveに保存されるTeams会議の動画のトランスクリプト情報を書き換えることはできませんでした。

このたび、SharePoint、およびOneDriveの動画再生画面の右上に「ビデオの設定」が追加され、トランスクリプトやキャプションのオン/オフの設定、およびWebビデオのテキストトラックファイルであるWebVTT形式のファイルのアップロードや、動画に組み込まれているWebVTT形式のファイルのダウンロードや削除ができるようになりました。


トランスクリプト情報がある動画のビデオの設定画面

なお、このトランスクリプトの設定は、Teams会議の録画以外の動画ファイルでも利用できます。

この機能の追加により、Teams会議の動画のトランスクリプト情報をダウンロードして、テキストエディタアプリなどを用いて正確に文字起こしされていない部分を書き換え、書き換えたファイルを再度アップロードすることで、意図した内容を動画再生画面のトランスクリプトパネルに表示できるようになりました。
また、トランスクリプト情報のない動画に対しても、手動で作成したトランスクリプト情報を追加できるようになりました。

この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC312492、およびMicrosoft 365 ロードマップに掲載された85610に基づいています。
2022年5月9日に更新されたMicrosoft 365 ロードマップの情報に基づき、リリースステータスを変更いたしました。
動画のトランスクリプト情報

トランスクリプション機能を有効にしたTeams会議をレコーディング機能を利用して録画した場合、OneDriveの動画を再生すると、動画再生画面の右下に「CC(クローズドキャプション)」マーク、動画再生画面の右上に「トランスクリプト」が表示され、トランスクリプション機能で文字起こしされた内容を字幕、またはパネルで確認できます。

トランスクリプション機能は既定で無効なため、有効にしたい場合、Teamsの会議ポリシーの [トランスクリプトの作成を許可する] を「オン」に変更する必要があります。

動画再生画面のトランスクリプトパネル

動画のトランスクリプト情報を編集する

このたび、SharePoint、およびOneDriveの動画再生画面の右上に「ビデオの設定」が追加され、トランスクリプトやキャプションのオン/オフの設定、およびWebビデオのテキストトラックファイルであるWebVTT形式のファイルのアップロードや、動画に組み込まれているWebVTT形式のファイルのダウンロードや削除ができるようになりました。

この機能の追加により、Teams会議の動画のトランスクリプト情報をダウンロードして、テキストエディタアプリなどを用いて正確に文字起こしされていない部分を書き換え、書き換えたファイルを再度アップロードすることで、意図した内容を動画再生画面のトランスクリプトパネルに表示できるようになりました。
また、トランスクリプト情報のない動画に対しても、手動で作成したトランスクリプト情報を追加できるようになりました。

なお、このトランスクリプトの設定は、Teams会議の録画以外の動画ファイルでも利用できます。

■トランスクリプト情報をダウンロードする
SharePoint、およびOneDrive内の動画ファイルの「ビデオの設定」で「ダウンロード」をクリックすることで、動画ファイルに組み込まれているWebVTT形式のファイルのダウンロードできます。


■トランスクリプト情報を削除する
SharePoint、およびOneDrive内の動画ファイルの「ビデオの設定」で「削除」をクリックすることで、動画ファイルに組み込まれているWebVTT形式のファイルを削除できます。


■トランスクリプト情報をアップロードする
SharePoint、およびOneDrive内の動画ファイルの「ビデオの設定」で「アップロード」をクリックしてWebVTT形式のファイルをアップロードすることで、トランスクリプト情報をアップロードできます。
なお、すでに動画にトランスクリプト情報が組み込まれている場合は、トランスクリプト情報を削除する必要があります。


現在、トランスクリプトの自動生成が行えるのは英語のみのため、日本語のトランスクリプト情報は自動生成できません。

関連記事:動画ファイルで英語のキャプションを自動生成できるようになりました

Teams会議を録画した動画のトランスクリプト情報には発言者情報も表示されるため誰の発言か明確になりますが、トランスクリプト情報を削除してアップロードしなおすと、発言者情報は削除されるため、注意が必要です。


修正前のトランスクリプト情報(左)と修正後のトランスクリプト情報(右)

なお、将来的に、発言者情報も維持できるように修正される予定とのことです。

SharePoint、およびOneDrive上で編集したトランスクリプト情報は、SharePointやOneDrive上でのみ確認できるため、トランスクリプト情報を修正した場合、Teams会議の録画をTeams上で確認した際とOneDrive上で確認した際で表示される情報に差異が発生します。
この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC312492、およびMicrosoft 365 ロードマップに掲載された85610に基づいています。
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