従来、Yammerには、Outlookのメールボックスや予定表の代理人権限のような機能がないため、ユーザーが代理でメッセージを投稿することはできませんでした。
このたび、ユーザー自身が特定のユーザーを代理人として追加できるようになり、代理人として追加されたユーザーが他のユーザーの代理人としてYammerのコミュニティにメッセージを投稿できるようになりました。
なお、本人が投稿したメッセージと代理人が投稿したメッセージの見分けはつきません。
代理人の追加や管理は、Yammerの「設定」に追加された「代理人の設定を管理」ですべてのユーザーが行え、割り当てられる代理者の役割は以下の2種類です。
・代理人
ユーザーBの代理人であるユーザーAは、ユーザーBの代わりにコミュニティへのメッセージの投稿や編集、削除ができます。
・代理人のマネージャー
ユーザーBの代理人であるユーザーAは、ユーザーBの代わりにコミュニティへのメッセージの投稿や編集、削除だけでなく、代理人の追加や削除もできます。

投稿するユーザーの選択画面なお、代理人、および代理人マネージャーは、コミュニティへのメッセージの投稿や返信はできますが、プライベートメッセージの送信や、投稿されているメッセージへのリアクションはできません。
※この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC259330、およびMicrosoft 365 ロードマップに掲載された66500に基づいています。
┃PART1:代理人権限を付与する従来、Yammerには、Outlookのメールボックスや予定表の代理人権限のような機能がないため、ユーザーが代理でメッセージを投稿することはできませんでした。
このたび、ユーザー自身が特定のユーザーを代理人として追加できるようになり、代理人として追加されたユーザーが他のユーザーの代理人としてYammerのコミュニティにメッセージを投稿できるようになりました。
代理人の追加方法は、以下の通りです。
1.「設定」の「代理人の設定を管理」をクリック

2.代理人として追加するユーザーを入力し、代理人の役割を選択 > 「+」をクリック

割り当てられる代理者の役割は以下の2種類です。
・代理人
ユーザーBの代理人であるユーザーAは、ユーザーBの代わりにコミュニティへのメッセージの投稿や編集、削除ができます。
・代理人のマネージャー
ユーザーBの代理人であるユーザーAは、ユーザーBの代わりにコミュニティへのメッセージの投稿や編集、削除だけでなく、代理人の追加や削除もできます。
┃PART2:代理人権限を管理するYammerの「設定」の「代理人の設定を管理」では、自身の代理人の権限を付与しているユーザーの管理だけでなく、自身に付与されている代理人の権限の削除や他のユーザーの代理人の追加などが行えます。
なお、自身に付与されている代理人の役割が”代理人”の場合でも、自身に付与された代理人権限を削除することができます。

代理人の設定を管理画面代理人権限が追加されたユーザーには、メールで通知が送信されます。
また、自身に付与されている代理人権限を削除(脱退)した場合もメールで通知されます。

代理人権限追加の通知メール 現時点では、代理人の追加機能を無効にする方法は提供されない予定とのことです。
また、管理ユーザーがテナント内のユーザーが誰に対して代理人権限を付与しているのかを確認する方法はなく、代理人権限を取り消すこともできません。
┃PART3:代理人としてメッセージを投稿する代理人権限が付与されている場合、Yammerのコミュニティでメッセージボックスをクリックすると、上部に[このユーザーとして投稿する:<ユーザー名>]というアナウンスが表示され、メッセージを投稿するユーザーを選択できるようになります。
代理人、および代理人マネージャーは、コミュニティへのメッセージの投稿や返信はできますが、プライベートメッセージの送信や、投稿されているメッセージへのリアクションはできません。

コミュニティのメッセージの投稿画面 本人が投稿したメッセージと代理人が投稿したメッセージの見分けはつきません。
※この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC259330、およびMicrosoft 365 ロードマップに掲載された66500に基づいています。